
WordPress のバックアップ用プラグイン「UpdraftPlus」の開発元が不正アクセスを受け、その影響で、一部のサイトに見覚えのないプラグインを入れられる被害が出ています。2026年10月18日から19日にかけて起きたものです。
UpdraftPlus は世界で400万以上のサイトで使われているプラグインで、制作会社が最初から入れていることもよくあります。ご自分で入れた覚えがなくても、一度プラグイン一覧に UpdraftPlus がないか見てみてください。入っていれば、管理画面からすぐに確認できます。
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- 発表日:2026年10月19日(開発元 TeamUpdraft)
- 内容:開発元のサイトが不正アクセスを受け、遠隔管理機能「UpdraftCentral」のキーが盗まれて悪用された
- 影響:キーが残っているサイトに、不正なプラグインを入れられるおそれがある
- 注意点:この機能を使った覚えがなくても、開発元のアカウントで UpdraftPlus にログインしたことがあると、キーが自動で作られている場合がある
- 修正版:古いキーを無効にする 1.26.12 を公開予定(10月20日時点で未公開)
この事象の対象となる方
- UpdraftPlus プラグインを使っていて、設定画面から開発元の TeamUpdraft.com にログインしたことがある方
- UpdraftCentral で複数のサイトをまとめて管理している方
- UpdraftPlus の保存先に UpdraftVault をお使いの方
5分でできる確認と対処の手順
- 管理画面の「設定」から「UpdraftPlus」を開きます。
- 上に並んだタブから「高度なツール」を選び、左側の「UpdraftCentral」をクリックします。
- 青いボタンの下に「現在、このサイトをコントロールできる UpdraftCentral ダッシュボードはありません。」と出ていれば、キーはありません。確認はここまでで大丈夫です。
- 「既存のキーを管理 (1)」のように数字が出ていたら、キーが残っています。その文字をクリックし、表示されたキーの「削除」を押してください。
キーを削除しても、バックアップはこれまでどおり使えます。UpdraftPlus 自体を消す必要もありません。なお、青いボタンは押さないようにしてください。新しいキーが作られてしまいます。
開発元は、古いキーを使えなくする更新版を出すと発表しています。更新版が届いたら、いつもどおりプラグインを更新してください。
また、開発元のサイト「TeamUpdraft.com」にアカウントをお持ちの方は、登録情報が漏れた可能性があるため、パスワードの変更をおすすめします。
画面に何が表示されているかで対応の判断を
UpdraftPlus を使っているサイトは、UpdraftCentral の画面の表示で次のように判断できます。UpdraftPlus を使っていないサイトは対象外です。
| UpdraftCentral の画面の表示 | 判断 | 対応 |
|---|---|---|
| 「現在、このサイトをコントロールできる UpdraftCentral ダッシュボードはありません。」 | 安全 | 不要 |
| 「既存のキーを管理 (1)」のように数字が出る | 要対応 | キーを削除 |
| 重大なエラーが出る、見覚えのないプラグインやユーザーがある | 被害の可能性 | キーを削除して、ご相談ください |
こんなときはご相談ください
結論の表で「被害の可能性」に当てはまる場合は、キーを削除するところまでは先に済ませてください。見覚えのないプラグインやユーザーは、無理に消さずにそのままご相談いただければ、原因の確認から復旧まで対応いたします。
「画面の場所がわからない」「自分のサイトが当てはまるのか知りたい」といった確認だけのご相談も歓迎です。お気軽にお問い合わせください。
参考情報
- 本記事の情報は2026年10月20日時点のものです
- TeamUpdraft 公式発表(英語)
- Patchstack の分析記事(英語)
- Nethemba の分析記事(英語)
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